南アルプス(2010.8.4-6) その4
最後に途中で見かけた花などご紹介します。
ミヤマハナシノブ。南アルプスには多い花のようです。
ハクサンイチゲ。
マルバダケブキの大群落。
シカも食べないというマルバダケブキ。昔はこんなお花畑はなかったと思うが、
それだけシカの被害が大きいということでしょうか。
トモエシオガマ。
ハクサンチドリ。
ウサギギク。
コバノコゴメグサ。
チシマギキョウ。
ミヤマアキノキリンソウ。
ハハコヨモギ。南アルプス、中央アルプスのみで見られる花。
タカネツメクサ。
ミヤマミミナグサ。
タカネヒゴタイ。
チョウノスケソウ。八ヶ岳でも見られますよ。
イワベンケイ。八ヶ岳のものより小型である。
ウラジロキンバイ。見たところミヤマキンバイと同じだが葉の裏が白い。
シコタンハコベ。
ミヤマウイキョウ。
イワツメクサ。
ミネウスユキソウ。
八ヶ岳のミネウスユキソウはわりと標高の低いところから見られるので比較的背が高い。
こちらのミネウスユキソウは稜線上にあるため、背が低いものが見られる。
タカネコウリンカ。
オコジョ。
イワヒバリ。
子供のライチョウ。ちょっと見づらいですが親はハイマツの中から首を出しています。
ミヤマハナシノブ。南アルプスには多い花のようです。
ハクサンイチゲ。
マルバダケブキの大群落。
シカも食べないというマルバダケブキ。昔はこんなお花畑はなかったと思うが、
それだけシカの被害が大きいということでしょうか。
トモエシオガマ。
ハクサンチドリ。
ウサギギク。
コバノコゴメグサ。
チシマギキョウ。
ミヤマアキノキリンソウ。
ハハコヨモギ。南アルプス、中央アルプスのみで見られる花。
タカネツメクサ。
ミヤマミミナグサ。
タカネヒゴタイ。
チョウノスケソウ。八ヶ岳でも見られますよ。
イワベンケイ。八ヶ岳のものより小型である。
ウラジロキンバイ。見たところミヤマキンバイと同じだが葉の裏が白い。
シコタンハコベ。
ミヤマウイキョウ。
イワツメクサ。
ミネウスユキソウ。
八ヶ岳のミネウスユキソウはわりと標高の低いところから見られるので比較的背が高い。
こちらのミネウスユキソウは稜線上にあるため、背が低いものが見られる。
タカネコウリンカ。
オコジョ。
イワヒバリ。
子供のライチョウ。ちょっと見づらいですが親はハイマツの中から首を出しています。
南アルプス(2010.8.4-6) その3
3日目、仙丈ヶ岳を目指します。
まずは昨日下った分、両俣小屋から稜線まで登り返します。
稜線からは樹林帯の中をいきます。
初めて展望がきく小ピークに出ました。仙丈ヶ岳はまだまだ先です。
アップダウンを繰り返しながら仙塩尾根を登っていきます。
再び小ピークからの眺め。だんぶん近づいてきました。
気持ちの良い稜線上の歩きになりました。
大仙丈ヶ岳手前のピーク。これを右から巻いていきます。
大仙丈ヶ岳から仙丈ヶ岳への稜線。右側に大仙丈カールが見えます。
仙丈ヶ岳に着きました。
良い天気なのですが、北岳、甲斐駒ヶ岳には雲がかかっています。
仙丈ヶ岳頂上より登ってきた大仙丈ヶ岳方面の縦走路を眺める。
少し下ったところから仙丈ヶ岳の頂上を振り返る。
小仙丈ヶ岳方面への下り。雲がさらにかかってきました。
そして樹林帯に突入し、北沢峠に着きました。
北沢峠からのバスの中から甲斐駒ケ岳、鋸岳がよく見えました(かかっていた雲はとれていました)。
<参考 行動記録>
8/4
仙流荘(6:00) === (6:50)北沢峠(7:25) === (7:50)広河原(8:10) --- (9:05)休憩(9:15) ---
--- (9:45)休憩(9:50) --- (10:30)二俣(10:40) --- (11:10)休憩(11:15) ---
--- (12:00)休憩(12:10) --- (12:55)肩の小屋(13:10) --- (13:55)北岳(14:10) ---
--- (14:55)北岳山荘
8/5
北岳山荘(4:10) --- (4:50)中白根山(4:55) --- (5:35)間ノ岳(5:40) ---
(6:10)農鳥小屋(6:20) --- (7:15)農鳥岳(7:25) --- (8:10)農鳥小屋(8:20) ---
--- (9:05)休憩(9:10) --- (9:35)間ノ岳(9:40) --- (10:20)三峰岳(10:30) ---
--- (11:20)休憩(11:30) --- (12:10)休憩(12:20) --- (12:40)野呂川越(12:50) ---
--- (13:30)両俣小屋
8/6
両俣小屋(4:35) --- (5:15)野呂川越(5:20) --- (6:15)休憩(6:20) --- (7:10)休憩(7:15) ---
--- (8:10)休憩(8:15) --- (8:45)休憩(8:50) --- (9:10)仙丈ヶ岳(9:30) ---
--- (10:30)休憩(10:40) --- (11:15)休憩(11:25) --- (11:50)休憩(11:25) --- (12:15)北沢峠
まずは昨日下った分、両俣小屋から稜線まで登り返します。
稜線からは樹林帯の中をいきます。
初めて展望がきく小ピークに出ました。仙丈ヶ岳はまだまだ先です。
アップダウンを繰り返しながら仙塩尾根を登っていきます。
再び小ピークからの眺め。だんぶん近づいてきました。
気持ちの良い稜線上の歩きになりました。
大仙丈ヶ岳手前のピーク。これを右から巻いていきます。
大仙丈ヶ岳から仙丈ヶ岳への稜線。右側に大仙丈カールが見えます。
仙丈ヶ岳に着きました。
良い天気なのですが、北岳、甲斐駒ヶ岳には雲がかかっています。
仙丈ヶ岳頂上より登ってきた大仙丈ヶ岳方面の縦走路を眺める。
少し下ったところから仙丈ヶ岳の頂上を振り返る。
小仙丈ヶ岳方面への下り。雲がさらにかかってきました。
そして樹林帯に突入し、北沢峠に着きました。
北沢峠からのバスの中から甲斐駒ケ岳、鋸岳がよく見えました(かかっていた雲はとれていました)。
<参考 行動記録>
8/4
仙流荘(6:00) === (6:50)北沢峠(7:25) === (7:50)広河原(8:10) --- (9:05)休憩(9:15) ---
--- (9:45)休憩(9:50) --- (10:30)二俣(10:40) --- (11:10)休憩(11:15) ---
--- (12:00)休憩(12:10) --- (12:55)肩の小屋(13:10) --- (13:55)北岳(14:10) ---
--- (14:55)北岳山荘
8/5
北岳山荘(4:10) --- (4:50)中白根山(4:55) --- (5:35)間ノ岳(5:40) ---
(6:10)農鳥小屋(6:20) --- (7:15)農鳥岳(7:25) --- (8:10)農鳥小屋(8:20) ---
--- (9:05)休憩(9:10) --- (9:35)間ノ岳(9:40) --- (10:20)三峰岳(10:30) ---
--- (11:20)休憩(11:30) --- (12:10)休憩(12:20) --- (12:40)野呂川越(12:50) ---
--- (13:30)両俣小屋
8/6
両俣小屋(4:35) --- (5:15)野呂川越(5:20) --- (6:15)休憩(6:20) --- (7:10)休憩(7:15) ---
--- (8:10)休憩(8:15) --- (8:45)休憩(8:50) --- (9:10)仙丈ヶ岳(9:30) ---
--- (10:30)休憩(10:40) --- (11:15)休憩(11:25) --- (11:50)休憩(11:25) --- (12:15)北沢峠
南アルプス(2010.8.4-6) その2
2日目、朝起きると満天の星。天気は期待できそう。
長いコースなのでまだ暗いうちに出発します。
白々と明るくなってきた夜明け前の北岳。
南アルプスから見る富士山はとても大きく見える。
意図したわけではないが、タイミングよく中白根山で御来光を迎えました。
中白根山から見る間ノ岳。風があり止まっていると寒いです。
間ノ岳ピークはガスに包まれていました。こんな早い時間なのにアレレという感じ。
そのおかげでブロッケン現象が見れました。ブロッケン現象は、霧に背後からの
太陽の光があたり、霧の粒子により光が散乱され虹のような光の輪のように
見える現象です。そこに自分の影などが投影されたりします。
私の影が移っています。
少しするとガスも切れ出し、景色も見え始めました。
間ノ岳はあとでもう一度くるので先を急ぎ農鳥岳に向かいます。
農鳥小屋手前からの農鳥岳。
手前が西農鳥岳、奥が農鳥岳だが、今は西農鳥岳はピークを巻くようにルートが
ついていて農鳥岳が本峰のようになっている。でも西農鳥岳の方が高いのだ。
農鳥岳山頂からの塩見岳。どっしりした大きな山だ。
農鳥小屋に下る途中、間ノ岳と北岳。ここから見る北岳は尖がって見える。
農鳥小屋に着き、再び間ノ岳をおよそ400m登り返し、三峰岳に向かう。
農鳥小屋から三峰岳へは三国平を経由するルートもあるが、三国平に向かう
トラバース道はとても長く単調で以外と時間がかかる。好き好きではあると思うが
間ノ岳を経由していくことにした。
間ノ岳から下っていくと三峰岳はあまり山らしく見えない。このような尾根上を
下っていった先が三峰岳だ。
最後にボコっとした岩峰を登ると三峰岳に着く。
三峰岳からは仙塩尾根を仙丈ヶ岳方面に進む。塩見岳と仙丈ヶ岳を結ぶ長大な尾根だ。
三峰岳から下り始めた地点からの尾根の様子。
しばらくすると樹林帯に入り、だらだら長い尾根を進む。
野呂川越から両俣小屋へ下る。森は台風や大雨の影響かかなり荒れている。
倒木がルートをふさいでいるところが何箇所かある。
沢に出るとまもなく両俣小屋に到着。
この両俣小屋は山小屋では珍しくゴミを捨ててよいという(もちろん持ち帰りますが)。
また、水場にたわしや環境にやさしい洗剤が設置してあったりと、女性オーナーらしさが
随所にみられる。
北岳山荘や肩の小屋のにぎわいと比べると別世界の静けさだ。
沢の流れる音を聞きながら眠りにつく。
長いコースなのでまだ暗いうちに出発します。
白々と明るくなってきた夜明け前の北岳。
南アルプスから見る富士山はとても大きく見える。
意図したわけではないが、タイミングよく中白根山で御来光を迎えました。
中白根山から見る間ノ岳。風があり止まっていると寒いです。
間ノ岳ピークはガスに包まれていました。こんな早い時間なのにアレレという感じ。
そのおかげでブロッケン現象が見れました。ブロッケン現象は、霧に背後からの
太陽の光があたり、霧の粒子により光が散乱され虹のような光の輪のように
見える現象です。そこに自分の影などが投影されたりします。
私の影が移っています。
少しするとガスも切れ出し、景色も見え始めました。
間ノ岳はあとでもう一度くるので先を急ぎ農鳥岳に向かいます。
農鳥小屋手前からの農鳥岳。
手前が西農鳥岳、奥が農鳥岳だが、今は西農鳥岳はピークを巻くようにルートが
ついていて農鳥岳が本峰のようになっている。でも西農鳥岳の方が高いのだ。
農鳥岳山頂からの塩見岳。どっしりした大きな山だ。
農鳥小屋に下る途中、間ノ岳と北岳。ここから見る北岳は尖がって見える。
農鳥小屋に着き、再び間ノ岳をおよそ400m登り返し、三峰岳に向かう。
農鳥小屋から三峰岳へは三国平を経由するルートもあるが、三国平に向かう
トラバース道はとても長く単調で以外と時間がかかる。好き好きではあると思うが
間ノ岳を経由していくことにした。
間ノ岳から下っていくと三峰岳はあまり山らしく見えない。このような尾根上を
下っていった先が三峰岳だ。
最後にボコっとした岩峰を登ると三峰岳に着く。
三峰岳からは仙塩尾根を仙丈ヶ岳方面に進む。塩見岳と仙丈ヶ岳を結ぶ長大な尾根だ。
三峰岳から下り始めた地点からの尾根の様子。
しばらくすると樹林帯に入り、だらだら長い尾根を進む。
野呂川越から両俣小屋へ下る。森は台風や大雨の影響かかなり荒れている。
倒木がルートをふさいでいるところが何箇所かある。
沢に出るとまもなく両俣小屋に到着。
この両俣小屋は山小屋では珍しくゴミを捨ててよいという(もちろん持ち帰りますが)。
また、水場にたわしや環境にやさしい洗剤が設置してあったりと、女性オーナーらしさが
随所にみられる。
北岳山荘や肩の小屋のにぎわいと比べると別世界の静けさだ。
沢の流れる音を聞きながら眠りにつく。
南アルプス(2010.8.4-6) その1
南アルプスにいってきました。
初日は広河原から大樺沢右俣コースで肩の小屋経由で北岳へ。北岳山荘でテント泊。
2日目は間ノ岳を超え農鳥小屋へ。農鳥岳を往復。再び間ノ岳を登り返し三峰岳へ。
仙塩尾根を下り両俣小屋へ。テント泊。
3日目は仙塩尾根を登り仙丈ヶ岳へ。北沢峠に下る。
出発点の広河原から北岳が見えている。北岳まで標高差およそ1700mの登りだ。
がんばろう。
大樺沢二俣の手前。雪渓の末端から左俣コース(八本場のコルを経由するコース)を眺める。
今回はこの二俣から右俣コースを登る。
この後、急速にガスに包まれ展望がなくなる。でも、花が多く楽しい登りだ。
稜線に出るがいぜんガスの中で展望がない。そのまま北岳に向かう。
北岳に到着。ガスで展望なく残念。
下り始めてガスの切れ間から山頂が見えた。
明日からの展望を期待しよう。
北岳山荘に着き、テントの申込みをする。申込みも順番待ちだ。
小屋はかなり混みあっている様子。でも「今日は一つのふとんに一人で寝れます」と
書いてあった。
北岳山荘の水場は恐ろしく遠い。かなり下ったところにあるので、往復1時間
ぐらいかかってしまう。今回は1リットル100円で水を購入することにした。
夕方ざっと雨が降るが寝るころにはあがっていた。
初日は広河原から大樺沢右俣コースで肩の小屋経由で北岳へ。北岳山荘でテント泊。
2日目は間ノ岳を超え農鳥小屋へ。農鳥岳を往復。再び間ノ岳を登り返し三峰岳へ。
仙塩尾根を下り両俣小屋へ。テント泊。
3日目は仙塩尾根を登り仙丈ヶ岳へ。北沢峠に下る。
出発点の広河原から北岳が見えている。北岳まで標高差およそ1700mの登りだ。
がんばろう。
大樺沢二俣の手前。雪渓の末端から左俣コース(八本場のコルを経由するコース)を眺める。
今回はこの二俣から右俣コースを登る。
この後、急速にガスに包まれ展望がなくなる。でも、花が多く楽しい登りだ。
稜線に出るがいぜんガスの中で展望がない。そのまま北岳に向かう。
北岳に到着。ガスで展望なく残念。
下り始めてガスの切れ間から山頂が見えた。
明日からの展望を期待しよう。
北岳山荘に着き、テントの申込みをする。申込みも順番待ちだ。
小屋はかなり混みあっている様子。でも「今日は一つのふとんに一人で寝れます」と
書いてあった。
北岳山荘の水場は恐ろしく遠い。かなり下ったところにあるので、往復1時間
ぐらいかかってしまう。今回は1リットル100円で水を購入することにした。
夕方ざっと雨が降るが寝るころにはあがっていた。